貴金属製品にはその素材を表すための刻印が入っています。
ここではいくつかの代表的な刻印をご紹介します。
お売りになる際の参考になさってください。

★一般的な刻印★

【K】
金。K18など

【WG】
ホワイトゴールド。K18WGなど

【Pt】
プラチナ。Pt900など

【Pm】
プラチナ。Pm900など
Ptの前に使用していた刻印で、古いジュエリーに見られます。
900などの純度を表す数字が付いていない場合は、プラチナの含有率が低いこともあります。

【SILVER】
銀。SILVER925など
925などの純度を表す数字が付いていない場合は、銀が含まれていない場合もあります。

【SV】
銀。SV925など
スペースの関係でSILVERをこのように略していることが多いです。
925などの純度を表す数字が付いていない場合は、銀が含まれていない場合もあります。

【Sterling silver】
SV925のこと

【925】
SV925のこと

★買取対象外の刻印★

【GP】
金メッキ。K18GPなど

【GF】
金張り。K18GFなど

【SILVER G】
銀メッキ

【SP】
銀メッキ。盃でよく使われます。

【SILVER F】
銀張り

【NICKEL SILVER】
銅とニッケルと亜鉛の合金。
洋銀と呼ばれていますが銀は含まれていません。

★海外製品に多い刻印★

【あとK】
18Kなど、Kが数字の後ろに付いています。
日本で使用している「K18」のような表記と比べると信用度が低くなります。
もちろんちゃんとした物もありますが、刻印に対して金の純度が低かったり、酷い場合は金が含まれていないこともあります。

【750】
18金のこと

【583】
14金のこと

【Au】
金。Au750など
Au750=18金

★ワンポイント★

K18などの数字は貴金属の純度を表しています。
金は純度100%を24、プラチナは純度100%を1000で表します。

18は24の75%なので、K18刻印の製品には金が全体の75%含まれています。
海外の750という刻印は75.0%から来ており、18金と同じ意味になります。

プラチナはもっと分かりやすく、Pt1000刻印の製品にはプラチナが全体の100%、Pt900では90%含まれているということです。

貴金属の相場は日々変動しているため、日によって買取価格も変わります。
素材や純度によっても違ってきますので、いくらになるかお気軽にお尋ねください。